仏壇の手入れ方法

材質の弱点を知れば仏壇のお手入れも簡単です!

もうすぐ法要なのに・・・

 

仏壇は埃だらけ!

 

 

皆さんの仏壇はお手入れをしていますか?

 

毎日、ある程度見える範囲の掃除はしているものの、徹底的なお手入れは法要や盆、正月ではないと重い腰が上がりませんよね。

 

やっと仏壇のお手入れに取り掛かろうと思っても、実際どのように扱ってよいのか、お手入れをして良いのか分からないのが現実です。

 

 

仏壇は特に私達が日常的に使うものとは違って、漆塗りや金箔など特殊な加工がされているものが多く、拭き取る作業一つだけでも気を使いながら行なわなければなりません。

 

感覚的には美術館や博物館の学芸員が古美術を触る感覚と同じと言っても過言ではありません。

 

 

大変さだけが表に出てしまい、「いっそのこと仏壇クリーニングの業者にでもお願いするしかないか・・・」と仏壇のお手入れを諦めたくなりますが、自分でも簡単に仏壇のお手入れは出来ますので是非チャレンジしてみましょう。

 

今回は仏壇のお手入れ方法をご紹介いたしますので、慌てずにトライしてみてくださいね。

 

 

【材質の弱点を知れば仏壇のお手入れも簡単です!】

 

お手入れが大変だと思ってしまうのは、その材質に合わせたお手入れ方法が生じてしまうだけで、材質の弱点さえ分かっていれば特に難しいことではありません。

 

つまり、その弱点に触れないようにだけ注意すればお手入れは簡単に出来ますし、部分によってお手入れ方法を覚える必要もありません。

 

 

木製の部分

仏壇のほとんどが木製ですが、ここでは白木(何も加工されていない状態)の部分についてのお手入れ方法をご紹介します。

 

白木部分はあまり気を使う必要はないのですが、油分が多く含まれているものなどはすぐに吸収されてしまいますので、日常的に使うフキンなどを使うのではなく、仏壇専用のフキンを使用するようにしましょう。

 

埃程度であれば乾フキンで優しく拭き取れば良いですし、どうしても汚れがひどい場合は中性洗剤(台所用洗剤)を10倍に薄めてフキンを濡らし固く絞ってから汚れを拭き取りましょう。

 

その後、濡れフキンでもう一度洗剤を拭き取り、最後に乾フキンで水気を拭き取れば完成です。

 

 

漆塗りの部分

木製の仏壇の上に漆塗りが施してある場合は、漆塗りのお手入れ方法で手入れしましょう。

 

漆は水分と摩擦にとても弱い性質を持っています。

 

基本的には乾ガーゼなどを用いて乾拭きしますが、どうしても汚れが取れない場合は39度程度のお湯で濡らしたガーゼで優しく撫でるように汚れを取りましょう。
その後、乾ガーゼで水気を全て取ってください。

 

私のオススメは乾ガーゼを2枚準備し、一度水気を拭き取った後、もう一枚の乾ガーゼで二度拭きするようにすると安心ですよ!

 

 

金箔の部分

金仏壇の方は仏壇は全てこの方法でお手入れしてください。

 

金箔は水分、油分、摩擦に弱く、仏壇の中でも一番お手入れが大変な部分です。

 

お手入れをしようと思って乾フキンなどで拭くと、金箔がどんどん剥がれてしまい下地の黒い部分が表に出てきてしまうので、取り扱いに十分気をつけなければいけませんが、逆に考えると拭き掃除などをする必要がないと考えることもできます。

 

鳥の羽などを使った柔らかい材質の毛はたきなどが仏具屋さんに販売されていますから、その毛はたきで埃を落とす程度のお手入れで十分です。

 

金箔部分を手で触ってしまうと、手の油分によって金箔が黒ずんでしまいますので触る場合は白手袋(綿製)をしてお手入れするようにしましょう。

仏壇の総合情報

<スポンサードリンク>

材質の弱点を知れば仏壇のお手入れも簡単です!関連ページ

仏壇の配置はどこにするのがいいの?
仏壇を購入すると、次に悩むのがその置き場所です。各宗派や各地域によっては、古来より定められていることもありますが、基本的にどの向きに配置しても問題ないものの、北向きは避けるのが風習のようです。
仏壇の向きに決まりはあるの?
仏壇の向きについては、宗派やお寺などから指示がなければ、どの向きでも基本的には問題ないとされていますが、本山中心説、南面浄土説、西方浄土説などといった諸説あるので、宗派に合わせて選ぶのもよいでしょう。
買い替えると悪い事が起きるって本当?
仏壇の買い替えにはさまざまな迷信があり、古くなってきた仏壇の買い替えに踏み切れない人も多いようですが、正しい手順を踏めば迷信にあるようなことが起きることはありません。
金箔はどのように手入れすればいいの?
仏壇はほこりやちりなどで汚れやすいのですが、そのお手入れを間違ってしまうと金箔にシミができたり、金箔がはがれてしまうなんてことになりかねませんので、正しいお手入れ方法できれいにしましょう。
仏壇クリーニングの費用をご紹介します!
最近ではTVなどでも取り上げられることがある仏壇クリーニングですが、新品同様に蘇る姿をみると驚いた人も多いのではないでしょうか。このクリーニングの費用は、クリーニング会社各社で異なります。
仏壇の盆飾りはどのようにするの?
お盆は昔から飾りつけなどは口伝えに代々伝承されてきたものですが、伝承できなかったり、忘れてしまったりして、直前に慌ててしまう人も多いようです。今回は仏壇の盆飾りについて紹介します。
仏壇に盛り塩は必要なの?!
神社では盛り塩を見たことがあるけれど、仏壇にも必要なの?と首を傾げている人も多いようですが、盛り塩は神棚を拝したり、玄関にしていることが多いように、仏事には使われることはありません。
盆提灯にはどんな意味があるの?!
理由は分からないけれど、「お盆は盆提灯を飾る」という事をご存知の方は多いようですが、この盆提灯にはご先祖様が迷わずに自宅にいらっしゃるように仏壇の周辺や玄関先などにおく仏具の一つです。
茶碗やご飯の器の盛り方に決まりはある?
神棚にはあまり炊いた御飯などをお上げすることはないのですが、仏壇には私達と同じような食べ物を仏具の茶碗やご飯の器に盛ってお供えをすることは、ご存知の方は多いと思います。
仏壇のお手入れは風水上でも◎!
10年以上前から続く風水ブームですが、この風水は仏壇の配置にも応用できますし、仏壇のお手入れが運気アップにも良いといわれています。仏壇は仏様のいらっしゃる場所ですから常に清浄にしておくことが風水上も一番です。
位牌は別に準備しなくちゃいけないの?
葬儀の時に準備される白木の位牌は納骨を済ませた時点で、お寺に返し処分をしてもらいます。仏壇には別に漆加工をされた位牌を準備するのですが、永代供養をされる方などは特に準備されない方も多いようです。
仏壇に遺骨は置いたままでも大丈夫?
風水的には仏壇に遺骨を置いたままにすることは、あまりオススメはできないようですが、最愛の人を亡くした痛みは悲しみと変わっていくので、最後の形見を手元においておきたいと思う人は多いようです。
仏壇の花瓶に決まりはあるの?
仏具屋さんにたくさん並ぶ仏具用の花瓶ですが、同じような花瓶なら近くのホームセンターに売られているけど、仏具屋さんで買わなければならないの?と悩まれたことはないでしょうか?
仏壇についての用語集
色んな専門用語がある仏壇や仏具ですが、その意味が分かっていなければ、カタログやインターネットから購入しても、想像していたものと届いたものが全く違ったということも少なくないようです。